ローバーミニ1.3i修理

かれこれ16年近く乗っているカミさんのROVER mini cooper。ノーマルはダサいと10inch化してオーバーフェンダーつけたり、あまりにもパワーが無いのでチューニングヘッドに換装したり、カミさんが妊娠したタイミングで振動を減らそうとラバーコーンからコイルスプリングに変更したりと一通りイジっている割にはそれほどトラブルもなくメンテナンスフリーな優等生。。。

ところが、ほとんど乗りっぱなしだったツケがまわってきたのかここにきて絶不調。。。パタパタと異音が発生し、走っていてもどうにもレスポンスが悪く、挙句に交差点でエンジンが止まること数回、何かの拍子に突然エンストするのでこれは下手をしたら命にかかわると、遂に重い腰を上げて修理することに。

うちのmini、98年式とそこそこ古いクルマではありますがウチのクルマのなかでは最高年式なわけでありまして、こうみえてインジェクション&ECU制御だったりと調子がいいうちは良いのですが、このようなコンピューター制御のクルマはいざ調子が悪くなるとどこが悪いやら非常にわかりにくく面倒だったりします。

診断機を繋げば不良箇所もすぐにわかるらしいのですが、そこはアマチュア、っそんな診断機も持ち合わせておらず。。。

そうなると可能性の高い箇所から順番に探り探り、確認するしかなく。。。

ひとまずトラブルの定番、バキュームホースを疑い(とはいっても数年前に対策済み)以前シリコンホースに換装済みではあったものの、再度新品のシリコンホースに引き直し。ところが症状変わらずであらためてググったところ、水温センサーの不良という可能性が浮上。交換してみることに。

水温センサーはインマニの下側についているため、インマニを取り外す必要があり結構厄介だったりします。燃料の配管と冷却水の配管を取り外し、半ば強引に交換、

左がついていた水温センサー、右が新品。

シールテープを巻いて交換完了!

さっそくエンジンを掛けた所、エンジンのバラつきも特に改善されず。どうしたもんかとさらにググッたところ、続いてステッパーモーターの不良の可能性が浮上、ハンダ割れでのトラブルが多いらしいということで、ステッパーモーターの点検開始。。。

確かに、半田が割れている様な箇所も目視で確認出来たので、念の為半田を盛り直して補修してみました。

しかし、これでも症状は改善されず・・・遂に手詰まりということで、主治医の元に託すことに。

すると瞬時に原因判明。なんとヘッドガスケット2番と3番の間のガスケット抜け。。。1.3Literのminiでは 多いようです。

幸いなことにオイルラインにクーラントも廻っておらず、ヘッドやシリンダーブロックも無事!

ステムシールが硬化してカッチンカッチンとのことだったので主治医と相談の末、これもついでに交換することに。

 

快調になって昨日戻ってきました!さっそくドライブしてみると、こんなにFan to Driveだったっけ?と思うほど楽しいフィール。

主治医の判断でメタルガスケットも1.2mm→から0.8mmと薄くなっているので圧縮も少々アップ!

走りは快調になったので、次は、このボロボロのマルエヌ製オープントップをなんとかせねば。。。そう心に誓う今日この頃だったりするのであります。

このマルエヌオープントップ、取り付けた10数年前でも既に絶版で、たまたまホットスタッフにあった奇跡の新品。ヤフオクなんかにも程度のいいパーツなどめったに出廻らないので、どうしたもんかなーと。。。どこかにお願いして張替えるしかないのかなーと思ったりしています。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です